三戦三敗・他
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7月29日(水)晴れ
大相撲のある間はじじは散歩もサボりっぱなし。
昨夕は5時きっかりに「久しぶりに出かけようか?
もう、アップする題材も底をついた」って。
そこで、二人で出発。
小鳥たちの宝庫、生姜畑に着いた。
ばばより少し先を歩いていたじじが「シィ〜〜アカヒゲが居る!」とばばを呼んだ。
いた、いた。
先日わざわざ東京から撮影にいらしたSさんといった時は姿を見せなかったのに・・・
じじは撮影準備。ばばはアカヒゲが逃げないように瞬きもせず監視。
その甲斐なく、じじが準備完了した時には主人公は木の陰へ飛び去ってしまった。
「
居るって言う事が分かればそのうち撮れる。先を急ごう」とじじ。
左右、上下、目を配りつつ歩いていると、樹上には「アオバト」が。
更に進むと、先日サンコウチョウを写した牛小屋脇。
先日より時間が早いせいか、サンコウチョウは見えない。
でも、またもやアカヒゲ発見!しかし、また一瞬にして枝の影に隠れた。
じっと木を見ていると、次から次へと鳥たちが飛んでくる。
サンショウクイもいる。メジロ、鳩、ヒヨドリ、カラス・・・・
ばばは、サンコウチョウが撮りたくて、牛小屋の周りを何回も移動する。
ジィ〜〜〜ッと目を凝らすばばの顔になま暖かい空気が!!!
何と、子牛が四頭、ばばの顔のすぐ近くにあって、あわやばばの顔を舐めようと・・・・
帽子を左右に振って、後ずさり。牛たちにバイバイと手を振る。
別の場所で撮影に熱中しているじじの横で被写体の小鳥を見る。
でも、ばばが「あっち、あっ、飛んだ。奥の方!」などと声を出すものだから
「ちょっと隠れていて」と、じじに言われてしまった。
時計を見ると6時40分。
鮮魚店へ行かなくちゃ・・・間に合わないよ〜〜。20分では絶対着かない。
急ぎ足で歩く、歩く。
ところが歩いていくばばの右手の川中に赤っぽい小鳥が三羽留まっている。
何の鳥か名前は分からない。
「ちゃんと見た」という証拠に写真を写す。
そして小走りで先を急ぐ。
しかし、又川中の木から
アカショウビンが上流に飛んだ。
見逃すわけにはいかない。又引き返して川の中や木の上を覗く。
しかし、姿を確認できず。
もう少し、時間があればなぁ〜〜〜。
急げ!急げ!7時には閉店だぞ〜〜。
ばばが行くまでSちゃん姉さんは待っててくれるとは思うけど申し訳ない。
息を切らしながら早足ジョギング。店頭に着いたのは7時15分。
Sちゃん姉さんは待っていてくれた。ごめんなさい。
他にも用事があり、店回りをして帰宅したのは7時45分。
じじはすぐ夕食開始。
ばばは、何故か玄関先の植木に水まき。
その時、パセリが枯れかかっているのに気づいた。
たっぷり水を・・・と屈んだ時、パセリの株元に大きな黒い葉っぱが落ちている。
ガジュマルの葉っぱのようだ。
いらないゴミは取って捨てて・・・と
先の尖った如雨露の先で葉っぱを取り除こうとしたら
思ったより重いような気がした・・・
ガジュマルの葉っぱってこんなに重かったっけ?と思いながら
鉢の脇へよけたと思ったら、何と「クニャッ」と白っぽい物が見えた。
ギャ〜〜〜〜ァ、またしてもあいつだ。
ばばの悲鳴にじじも「どうした!?」・・・と。
「写真撮って、撮って、写真」とばばは叫ぶけど
被写体が何たるか察したらしいじじは
「そんなもん、見て喜ぶ人居ないよ。」と冷たい・・・・
何で今頃???数ヶ月ぶりの対面だよね〜。
背中が真っ黒く、腹が白い巨大ナメクジ。
その大きさたるや、大袈裟でなく横幅4センチ以上、長さ7センチくらい。
まるで、「ナメクジの親分」という表現がピッタリの堂々とした体躯。
名前は何と言うんだろう?黒ナメクジ?
以前は塩を奴の上にてんこ盛りして退治していたが
今日は、ナメクジ専用の粒殺虫剤を買ってあるので、それをたっぷりかけてやった。
のたうつのが一瞬見えたがピシャッと網戸を閉めた。
・・・そして今朝、植木鉢周辺を見たけれど、奴の影も形もない。
うまく逃げおおせたらしい。
あ〜〜ぁ、またばばに敵対心を持った奴が何十倍という子孫を
ばばの玄関先に撒き散らすのかなあ???
これまで3度闘って三敗のばばだ。
悔しいぃ〜〜〜〜。
「ばば対ナメクジ」の戦いはいつまで続くのやら。。。。