熟年夫婦が初めて携帯持てば・・・・・・・

４月８日（水）小雨のち晴れ

ばばは、携帯を持っていない。

携帯を持っていなくても日常生活で不便を感じることはほとんど無い。

でも・・・・・・・・・・・ここ数週間、そろそろ携帯持とうかな？と思い始めた。

理由は二つ。

一つはじじが用事で上京している間は両親ととばば三人になる。

たまたま今回じじが上京中、父の体調が悪くなり

夜に病院に行ったりした。

その後、父は検査入院したが、昼間などばばが用事で出かけると

母がとても心細いらしく、

ばばは出かける先の電話番号を書いて渡したりしていた。

しかし、ばばはいつも電話のある所に行くわけではない。

お墓参りに行ったり、実家によって掃除をしたり、

庭木の手入れをしたりすることもある。

実家は無人なので電話もない。

だから、万が一何か連絡をしようとしても連絡のしようがないのだ。

先日母が「ばばちゃん、あなたも電話持った方が良いね」と言った。

今まではこういうことを言うような母ではなかったが

今回父が体調を崩したこともあり、じじは不在で心細く思ったのだろう。

今が決断のしどきかな？

ばばが携帯持とうかなと思う、もう一つの理由。

それは、じじの妹夫婦がついに携帯を持ったこと。

妹夫婦は海を越えた市に住んでいるが、一年に何回か遊びに来てくれる。

つい先日、夫婦で泊まりがけで遊びに来てくれた。

遊びに来てくれる少し前に妹が

「ばばちゃん、ついに携帯持ったよ」と報告してくれた。

今年の元旦に子どもたちから進められ、

お店に引っ張って行かれるような形でお店に行き、ついに夫婦揃って携帯を買ったとのこと。

妹夫婦は在職中から、あちこち旅行を楽しんでいて

退職後は、海外旅行にも何回も行っている。

携帯を持っていないと、国内旅行中など連絡が取れず

子どもたちも不便に思っていたのだろう。

妹夫婦・じじ＆ばば・ばば姉でお茶を飲みながら

妹夫婦が新しい携帯を見せてくれた。

なるほど！！シンプルで使いやすそう。

おまけに文字も大きく見える。

・・・で、活用しているかな？と思い聞いてみると

専ら子どもたちとの連絡に使っているとのこと。

そう言えば、今回遊びに来た時、じじは船舶会社に船の入港時刻を確かめて

迎えに行こうとしていたら、妹の旦那様Y兄さんから電話がかかってきた。

もう船は入港していると。

じじは慌てて車で港に向かったが、その時の電話も携帯でかけたのだった。

ばばは、携帯でメールをするのはとても難しそうだと普段から思っているので

妹夫婦に聞いてみたら、子どもたちには何回かメールもしていると言うことで

メール履歴を見せてくれた。

あなた方は偉い！ばばは、改めて思った。

その後、じじと妹夫婦の電話番号をお互い登録しあうことになった。

いやぁ〜〜その過程が面白かったの何のって！！！！

じじは六年前から携帯を使っていて、機械類をいじるのは大好きなので

大まかな検討であちこちのボタンを押していく。

妹の携帯にじじの番号を登録した時だったか、「○○じじ夫夫」と入力してしまい

「おい、おい。僕はお前の兄貴ではあっても夫ではないぞ」と

じじが口を挟み大笑い。

その後もああでもない、こうでもないと侃々諤々。

賑やかに笑いさんざめきながら無事番号登録は終わった。

次に、メールを送る練習をしようと・・・・・

携帯を持たないばばとばば姉は妹夫婦に

「夫婦で会話しないでメールを送りあって会話したら」などと言いながら笑っていると

じじの携帯にメールが！

「夕食の時は焼酎頼む。。。。。」のような内容の文が送られていて

またまた大笑い。

だって、じじとY兄さんは並んで座っていながら

Y兄さんがじじにメール送っているんだもの。

妹以外は妹の旦那様のY兄さんもじじ＆ばば・ばば姉も

みんな大台も大台に乗った人ばかり。

携帯を巡ってやることなすこと可笑しく面白い。

たくさん、たくさん一年分位も笑わせてもらった妹夫婦の携帯に感謝！！

さあ、次はばばとばば姉が携帯を買って、

またまた同じメンバーを大笑いさせましょうか？

その日は案外近いかも知れない。。。。。。。。。。。。。