久しぶりに見た物から思い出した
1月26日(火)晴時々曇り
青空が見えたかと思うと、急に雲が出る・・・
なんか変な天気だなぁ。
天気が良いと気持まで明るくなるのに、
ドンヨリ天気になると、気分まで重くなるような・・・・不思議だね。
さて、下の画像は数日前、姉と花見に行った公園で見かけた物をパチリ。
何か分かるかな?
大きなパイプの中に一回り小さな、長さ1メートルちょっとくらいの竹の棒が入っている。
子ども頃は、よく見かけたが、最近は見た事が無く
たまたまウォーキングしていた男の方が教えてくれた時は
「えっ?」と思った。
正解は「ハブ用心棒」です。
ばばが子どもの頃、集落の彼方此方には細長い木が塀や石垣に立てかけられていた。
もしハブが出たら、この棒で叩き殺し我が身を守る・・・ハブ用心棒=ハブ退治棒。
ばばは実際使った事は無いけれど、突然足下にハブを見つけた時など
近くに、こういう棒があると安心だね。
でも、ばばはパニックになって、棒を使うより一目散に逃げ出すかも・・・・
前回のブログでも書いたけれど、ばば達が行った公園は
周囲が森で、散歩するすぐ傍にも竹やツワブキ、大きなクワズイモ等
沢山の植物も生えているから、ハブたちにとっても住みやすいかな?
だから、町の方でイノシシの捕獲罠と一緒にハブ用心棒も設置したのだろう。
そうそう、ある方から「自分は、いつでも車の中に
ハブ取り棒と、強いビニル袋積んでるよ」と聞いた事があった。
そのハブ取り棒はハブの首根っこをグッと挟んで捕獲するような形状になっていた。
ハブを捕獲したら、丈夫なビニル袋に入れ役場の方へ持って行くと
1匹3千円くらいで買い取ってもらえるそうだ。
以前は、1匹5千円くらいの時代もあったような気がするなぁ。
少し前、ある方と話している中で、その方が話されるには
「大分前、仕事をしていてハブを見つけた。
咄嗟に持っていた鍬をハブの体めがけて打ち下ろしたら
ハブの体の真ん中辺りに命中し、ハブが真っ二つに切断されたそうだが
体が切断されても、暫くは動いていた」って。
やっつけなければ、自分が噛まれてしまうし
そのまま逃がしてしまったら、繁殖して、ますますハブ咬傷被害が増えるからね。
昔から「ハブは神様」とかも聞くけれど・・・・ばばは、只恐い。
何処に現れるか知れないので、夜外に出る時は懐中電灯を持って
足下を照らしながら、庭の倉庫などに入る時は
先ずは天井や足下をよく見てから、足を踏み入れる・・・・・
ハブは家の中にも入っている事があって、階段にとぐろを巻いている事もあると聞き
わぁ〜〜〜っと思った。
昼も窓を開け放すのが恐いね。
実際、ばばが子どもの頃、実家の倉庫に、母が婦人会の備品の
お皿とか積み重ねて島って置いたんだけど
ある日、押し入れを開けて皿を出そうとしたら、
お皿にハブがとぐろを巻いていたと、母が話した事は
60年くらい経った今でも忘れられない。
ハブを直接見るって事は、滅多に無いけれど
それでも、やはり恐い・・・と思うばばです。