線香の匂い?
11月5日(火)晴れ時々曇り
友人宅近くの、農道脇に咲いているコバナセンナ。
近寄って撮ったら、又印象が違って見えた。
元気が出ると言われる「黄色い花」。
花って、本当に良いなぁ・・・心癒やしてくれるし。
今日も穏やかな天気の徳之島です。
午前中、ばばは荷物を送ったりした後は家の中での仕事。
じじは、10時を少しまわる頃、お茶を飲んでから撮影に出発。
最近は、なかなか珍しい鳥とも出会わないらしいけど
いつ、何処で、どんな珍鳥と出会えるかも知れないし、
撮影も大事だけど、外の空気を吸い、彼方此方歩き回る事で、良い運動にもなるし
撮影に出かけられるのが、じじ健康のバロメーター。
毎日、ほぼ同じコースを回って2時間前後の撮影。
今日は、10時過ぎに出かけ、12時少し前には帰宅。
帰って来て、玄関で「○○○○?」と、何か言っているけれど
お昼の準備中のばばには、はっきり聞こえず。
あらためて「何って言ってるの?」と聞くと、「線香焚いてるの?」って。。。。。
えっ?線香なんか焚いていませんけど・・・・と思いながら
「何で?」と聞くと「何か匂いがする」って。
ははぁ・・・・・・と思いながら「ジャコ(煮干し)でダシ取っているの」と言うと
「あっ!そうか・・・言われてみれば」ってさ。
煮干しの匂いが線香の匂いに感じられるの?嗅覚って人それぞれだで、面白いね。
毎日、3回の食事・・・本当に何食べようか迷う。
我が家は手の込んだお総菜とか作る訳でも無く、朝はパン食、
昼も麺類か和食、夜も和食で、じじは、たっぷりの野菜と、肉が一切れ位あれば充分って。
だから、ばばも大根や人参、昆布、豚骨、
ジャガイモや里芋、カボチャ等の煮物があれば安心。
豚骨や昆布は面倒くさいから、多めにまとめて炊いて冷凍しておく。
毎日、毎日、同じようなメニューで申し訳無いと思うけど、
じじも文句ひとつ言わないし、無難だから良しとしている。
今日は、たまたまうどんが人1玉残っていたので、「油うどん?」を作ろうと準備していた。
「油」とつくと、結構油を使うのでは?と思うかも知れないけれど、油はほんのちょっぴり。
鍋の底に少しだけ油を引いて温め、そこに煮干しほ小さく千切って入れてカリッとなるまで炒める。
そこに、人参やキャベツを入れて、暫く炒め、水を入れる。
ほぼカラッカラ状態なので、水を入れた途端にジャァ〜〜〜と音がする。
好きなだけ水を入れて沸騰したら、酒・みりん・醤油で調味し、
味が調ったら茹でた、うどんや素麺を入れる。
これは、ばばの自己流かも知れないけれど、煮干しの焼けた香りが良いし
数ヶ月に1回位、昼の食卓に上がる。
島の郷土料理に「アンバ素麺」というのがある。
「アンバ」とは「油」の事。
ばばが今日作った手順とほぼ同じだと思うが、水の量を減らして
煮干しを炒めてから野菜や肉を入れ、調味し、最後に茹でた素麺を入れて完成。
昔は、屋根の葺き替え工事とかで、親戚やお隣ご近所の、おじさん、お兄さん方を頼んで
作業をしてもらう時のお茶の時間とかに、母が良く作って出していた。
素麺をうどんに替えて作る時もあった。
今日お昼の「油うどん」、タンパク質が足りないと思い、半熟卵、薩摩揚げ、豚骨を入れ、
最後にはネギもタップリ入れたけど、じじが「美味しい」と言ってくれないので
わざと「味は、どう?」と聞いてやった。
そしたら「美味しい!」って。
聞かれて「不味い!」なんて言ったら、ばばに「じゃぁ、自分で作って!」
って、言われるかもしれないから、仕方なく言ったのかな?(笑い)
1日3回、「何食べようかな?」と考え、作るって、本当に大変な事だよね。
子供の頃、一時期、我が家は従姉妹達も一緒に生活していて
母は毎回、10人分ずつ食事の準備をしていた。
食材も少なかった時代、大変だっただろうなぁ・・・・・・・
自分が、食事を作るようになってから、母の偉大さを再認識した、ばばです。
さぁ〜今日も2食は終わったけど、夜は、何作って食べようかなぁ・・・・・