教え子ちゃんからの手紙
9月4日(水)晴れ瞬時雨
昼食後、「洗濯物取り入れようかな?生地が日焼けしてしまうね」と言った後
「涼しいね〜最近風が通るようになったね」とばばが言ったら
じじが「この涼しさは台風の影響だよ」って。
その後、じじが「何か、紙は無い?」と言った。
何のための紙???と思っていたら、ばばに何か教えるために図を書いて説明するしい。
自分で紙を探してきて、地球と鯛湯の光線を書き
「夏至の時は・・・・・・」と説明を始めた。
途端にザザザザ〜〜ッと雨音が。
勉強中断、慌ててばばは外へ飛び出し、4本の竿を軒下に入れ、
他の洗濯物は軒下の細い紐に干して、室内へ。
じじはすぐに授業再開。
「夏至の時は、こう、光線が当たるから・・・・・光線が真上から当たると・・・・・
斜めから当たると・・・」と説明する。
なんとなぁ〜〜〜く、分かったような分からないような・・・・
蛍光灯を太陽に例え、細々と説明してくれるじじ。
じじの説明を、全てうまくは取り込めない、ばばの脳・・・・・・
悲しいかな、ばばの脳は漢字とか単語とか諺とかには大きく開くけど
天文宇宙、理化学的な知識には全然開いてくれない。
最近、吹く風も、空の雲の形も7,8月の頃とは変わりつつあるし
庭を低く飛ぶトンボの数が増えたなぁ・・・と思うし、
確実に季節は移ろいつつあるんだなぁと感じている。
数日前、約40年近く前の教え子、Sちゃんから葉書が届いた。
夏の初め頃だったかな?
漁港でイベントがあり、会場でSちゃんのお母さんとバッタリ。
数十年ぶりにだったかなぁ????
そこでSちゃん姉妹兄弟のこととか、色々話して分かれたのだが、
それからしばらく経って,Sちゃんから葉書が届いてビックリした。
お母さんがイベント会場で、ばばと会ったことを電話でSちゃんに教えたみたいで、
色々と近況など書かれていた。
Sちゃんのお母さんに、ばばも電話をし、
「Sちゃんから葉書をもらって嬉しくありがたかった」と言うことを話した。
Sちゃん達と分かれて、本当にもうすぐ40年。。。。
Sちゃんも結婚し、お母さんとなり、毎日奮闘しているみたいだった。
ばばも手紙を書いた。
Sちゃん達を担任していた当時の事、久しぶりに行った当時の勤務地のシンボルツリーのこと
転勤のこと、そして現在の事等々。
そして、数日前、又Sちゃんから2通目の葉書が届いた。
すぐに手紙を書こうと思ったらしいけど、今回も葉書でごめんなさいというような事が書かれていた。
その中に「小学2年生の時に毎日書いていた日記への、
ばばちゃんからの返事を毎日楽しみにしていたなぁ・・・」という一文がありビックリ。
そう言えば、毎日子供達に日記を書かせて、返事を書いて返していたなぁ・・・・
日報と子供達の日記への返事、大変だったけど楽しかった。
数年前会ったある方から「ばばちゃんの日報楽しみでした。
今でもまとめて取ってありますよ」と言われ、これ又ビックリした。
38年のうち、7年位は週報しか出さなかったけど、30年は日報を書いていたなぁ・・・
日報は退職後、全部廃棄したけれど、今頃になってチョッピリ反省もする。
ばばが、曲がりなりにもパソコンやワープロを使えるようになったのは
退職する数年前だった。
その前は鉄筆で書いて、謄写版印刷していたなぁ・・・・
謄写版とか鉄筆とか、今の若い人たちは知らないだろうなぁ・・・・
ワープロだったら間違えてもすぐ消去できるけど、鉄筆で週報など書いていた時代
書き損じたら、どのように消していたかなぁ・・・・・・
数年前までは、手紙などもチャチャッと書いていたけど、
最近は下書きをしたり、ワープロで書いた物を手書きに直したりと
ややこしいことをしているけれど、あと何年かしたら、手紙もワープロで書くようになるかなぁ・・・・・
温かみが無いとか思われるかも知れないけれど・・・・・
書ける間は、頑張って手紙を書かなくちゃ!
漢字や言葉を忘れないためにも。
でも、年賀状はずっと以前からパソコンを使っているけど・・・枚数が多いから仕方ないかな?
と思いながら。
今日のSちゃんへの手紙はちゃんと手書きしたけど、いざ封筒に入れたら
「あれっ?切手82円で良かったかな?」と思い、ネットで調べたらセーフだったので
お昼前には近くのポストに投函してきた。
今日夕方の船に乗せて貰えるかなぁ・・・・
退職した後も、教え子ちゃん達から手紙をもらったり、島では声をかけてもらったり
ありがたい事だと感謝しています。