「波打ち際で魚が凍っていた」?
8月26日(月)晴れ
今日も晴天の徳之島、正午現在我が家の室温は33,4度、湿度48%。
洗濯して、可燃ゴミを出して、花壇の要らない草木を引き抜いて
洗い物をして、押し入れを少しだけ整理したら、もう、お昼。
あっという間に、時間が過ぎていく。仕事をしながらも色々な事を考えたり思ったりする。
庭のアジサイがピンクの花を咲かせたのが6月頃。
花が終わって約2ヶ月経った今、ピンクだった花色は何故か黄緑色になり
枯れる様子は無い。
この後、どうなっていくのだろう?興味津々・・・毎日観察を続けてみよう。
昔、アジサイと言えば「梅雨花」・・・梅雨の頃咲く花だと思っていたが
品種改良されているのか?時期を問わず咲いているような気がする。
我が家で、花が黄緑に変化している個体は、去年の母の日に娘がプレゼントしてくれた物。
去年は青い花が咲き、今年は土壌の成分が酸性だったのか、ピンクの花が開花。
その個体の横に、もう一株、ばばが大分前に買って植えたのがあり、
これは今、開花を始めたばかり。
やはりピンクの花になるらしい。
どちらかと言うと、青い花が好きだから、花が終わったら土壌改良してみようかな?
と思っている。
話は変わって・・・・
ばばは自他共に認めるオッチョコチョイで、他人には理解できない行動をしたり
発言をしたりする事が、たまにある。
まぁ、迷惑をかける事は無いと思うけど、自分でも腹が立ったり、可笑しくなったり。
今年の夏も娘達が帰省してくれたが・・・・
去年、帰省する娘家族を空港に迎えに行った時の事。
雨がぱらついていたので、全員分傘を持って行き、手渡したのだが
何と!あろう事か?婿殿に渡した透明のビニル傘が、方が濡れない様になっているデザインで
おまけに傘の縁にかけてバラの花が描かれているという・・・・・
「いかにも女性向け」というのをさしかけてしまい、申し訳ないと同時に
自分の行動が恥ずかしくて・・・今年は絶対失敗しないぞと思って空港に向かった。
天気は良かったので、傘の必要は無かったが、車に乗り込む前に
娘が「家に帰る前に、小さい頃行ったフンニャトゥ浜や黒畦海岸に行ってみたい。
出来れば、お母さんの実家や、お墓も子供達にも見せたい」と言ったので
「OK!」と車を発進。
娘達が幼かった頃、イソギンチャクの口?に、自分達のおやつのえびせんを
全部入れてあげたりして遊んだと言っていたフンニャトゥ浜へ行き
次に黒畦海岸へ・・・・・
フンニャトゥ浜を後にして、車に向かって歩いていた時だったかな?
「ある年の冬、○○おばちゃん(ばば姉)と一緒に、この浜に来たら、
寒さで魚が凍っていたのよ」とばばが言った。
すると、婿殿が「徳之島って雪が降るんですか?」と言うので??????。
冷静に考えると、一番寒かった頃、姉と浜辺を歩いていたら
波打ち際に寒さで仮死状態になった魚が何匹もいた。
初めて見たので、ビックリはしたが、拾って持ち帰ったりはしなかった。
あの浜辺に転がっていた魚たち、凍っていたのでは無いんだよね、
寒さで動けなくなってしまい、仮死状態になっていただけなのに、
ばばったら「魚が凍っていた」って・・・・・・恥ずかしいぃ!!!!!
ばばのこの発言に、娘家族もじじも大爆笑!ばばは「穴があったら入りたい」状態。
きっと、今回のこの発言、娘家族の「ばばの迷言集」に又1つ書き加えられるなぁ・・・・
同じ年の、ある日、別の浜辺を姉と歩いていたら、波打ち際で仮死状態になった魚を拾って
カゴに入れているおばさんを見かけた。
寒い時期だったし、きっと、食べても大丈夫だったんだね・・・・
「魚が凍っていた」発言で、恥ずかしい思いのまま、その後、実家へ。。。。。
6月頃からシルバーさんにお願いしてあった、庭の除草もお盆明けにしか出来ないということで
家の周辺は草ボウボウ、雑草が生え放題。
娘達が「トーマグ(ばばの実家の字名)ミカン」と言って、小さい頃から食べ、大人になってからも大好きだった
ミカンの木は害虫ミカンコミバエに見事やられ全滅状態。
娘もさぞやガッカリしたし、寂しい思いをしただろうな。。。。。
父が丹精込めた庭木や盆栽も、手入れが出来ていなくて、亡き父も悲しんでいるだろうな・・・と
思いながら、実家のお墓に向かった。
お盆の中日でお墓には、ばば達以外人影も無くヒッソリとしていた。
ばばの両親は、孫娘が結婚する前に亡くなってしまった。
もし健在なら、今回の娘達の帰省をどんなにか喜んだだろう?
姿形は無くても、娘が旦那様や子供達と一緒に、墓前に来てくれたこと、きっと喜んでくれただろうな・・・・
娘達は、赤ちゃんの頃から、毎週土曜日の昼からは家族全員で実家へ行き
じいちゃん、ばあちゃんと遊び、お話をし、一緒に食事をし、帰りには毎回お小遣いを貰って帰っていた。
毎週末、ばばの実家へ行くのを楽しみにしていた我が家族、
その家族が来るのを一番の楽しみにしていた、両親。。。。。。。
今回、娘が「実家や、実家のお墓へ行きたい」と言ってくれ、本当に嬉しかった。
両親も、きっと天国から笑顔で娘家族を見守っていてくれただろうな・・・と信じている。
迷言でスタートした娘家族との1週間、あっという間に過ぎてしまったけど
又会える日を楽しみに待っている。