この年で走った・・・
8月23日(金)晴
今年の夏は、我が家、次々にお客様。
6月14日、義姉が同窓会で帰省、その後次女と三女、次に娘の上司ご夫妻、甥っ子、姪っ子
そして、長女家族・・・ザッと数えたら 、家と空港を20数回往復した。
たいしたおもてなしは出来なかったけど、それでも普段2人だけの食卓が
賑やかになり、楽しかった。
お客様がいらっしゃると、食事をどうしよう・・・・と、いつも思う。
ばばは洒落た料理が作れないし、作れるメニューと言えば豚骨料理や煮物、酢の物くらい。
それでも、娘達が手伝ってくれ、洗い方付けもしてくれ楽をさせて貰った。
じじも、普段の撮影は二の次で、滅多に行かない場所に娘や孫達を連れて行ってくれたり、
子供達は子供達で夜は花火を楽しんだり。
例年に無い賑やかな約1ヶ月だった。
昨日から、又、じじと2人の平凡な日々。
義姉、娘達やその上司ご夫妻、孫、甥、姪の事等々、懐かしく思い出し話題にしながら過ごしている。
忙しかったけど、それ以上に楽しかった約1ヶ月間。
娘達やじじが「大丈夫?」「ダウンしないでね」とか労いの言葉をかけてくれたが
自分でもビックリするほど元気、元気。
みんなが帰ってしまったら、気抜けしてダウンするのでは?と思ったが
そういう事も無く、今朝も雑草が伸び放題になりかけていた空き地に除草剤を撒いたり
この夏に使った寝具や食器、容器、道具等々、きれいにして所定の位置に戻したり
元気いっぱい、動き回っている。
次は、もう少し涼しくなったら、じじの妹夫婦が来てくれるって。
共通の話題も多いし、義妹から色々な料理も教えて貰えるし、今から楽しみにしているよ。
そう言えば・・・去る13日、迎え盆の日、実家のお墓へ行く前に
今年亡くなられた方で、お弔いに行っていないお宅があったので焼香に行って来ようと姉と出かけた。
出かけたのは良いが、校区外のお宅で、お家が全く分からず、道を通る人もいなくて
右へ行き、引き返し、左へ行き、引き返し・・・を繰り返していた。
見知らぬお宅に突然入って行って「○○さんのお宅はどこでしょうか?」と
聞くのも憚られるので、何とか自分達で探してみようと頑張った。
だんだん日も傾きかけてきたので、少し焦りも出た。
10分以上迷っていたが、たまたまラックが通りかかったので、運転手さんに声をかけ教えて貰った。
何回も、お宅の前を通っていたのに、最近は表札も無いので、素通りを繰り返していたのだ。
焼香も済ませ、立ったら、そのお宅の方が、何か両手にお土産を持って来られた。
「どうぞ、お気遣い無く・・・」と姉と2人、小走りで外へ出た。
すると、さっきの方が何か持って、姉とばばの後を追いかけてきたので
申し訳ないとは思ったが、ずっと車の所まで走った。
「この年で、こんなに走る事って無かったね」と車の中で話しながら
実家のお墓に向かった。
何年ぶりだろう?走ったのって。
自分では走っているつもりでも、端から見たら早歩きにしか見えなかっただろうなと
自分の走っている姿を想像して笑ってしまった。
普段、走る必要も無く、退職後は、ほぼ走った事は無い。
でも、今回思った。
せめて百歩位は走ってみる事も良いかな?と。
勿論、誰もに見られない時間帯で、じじにも気づかれずに・・・・・
って、思う傍から「今更、何のために走るの?」と囁く、もうひとりのばばがいる。
走らなくても、食事の時間以外、ほぼ動きっぱなしだから、現状のままでも良いんじゃない?とも囁いてくる。
とにかく自分を甘やかさず、家族にとって「頼れるお母さん」でいる事が、ばばの目標です。
※ 画像は、娘達を迎えに行った日に写した「寝姿山」です。
見れば見るほど、髪をとき流して寝る女性の姿に見える・・・と思うんだけど
喉仏が・・・・・