突然、お母さんと・・・他
3月4日(日)曇り
一昨日、薄暗くなってから、宅配さんが重そうな箱を担いで届けて下さった。
(じじが又パソコン関係の何か注文したのかな?)と思いながら
玄関から荷物を中の方へ移動させようとした。
その時、箱の側面に開いていた穴に偶然指が入り
指先に丸っこい何かが触れた。
一瞬「タンカン?}と思った。
島内でタンカンを送って下さる方がいるかなぁ?
島外から、タンカンを送って下さる方がいるかなぁ?
とか思いながら、室内の明るい場所に運んだ荷物を見ると・・・
1箱に10キロ位入っているのかな?
ジャガイモが。
そんな箱が2個重ねて括られている。
改めて送り主を見て、又々ビックリ!
何と、昨年末位から、ずっと、ばばがお世話になっている
隣町のHさんから。
いや、いや、いや、いや、ビックリ!ビックリ!
Hさん・・・
姓だけは分かるけれど、下のお名前も分からない。
分かっているのは、隣町に住んでおられること、
ばばの学生時代の親友の親戚であることくらい。
1月にHさんからお電話を頂いたが、たまたま、ばばは外出中で
じじが応対してくれてあった。
「とっても気さくで、明るい感じの方だったよ」とじじが言った。
ばばも、これまで電話で数回は話したことがある。
Hさんって、一体どんな方だろう?
去年、色々と心温まるお心遣いをいただき、
一度はきちんとお目にかかってお礼を言いたいと思っているんだけど。。。。
昨日昼からスーパーへ行った。
パンコーナーでウロウロしていたら、突然少し離れた所から
「あの〜お母さん・・・」という声が聞こえた。
誰が誰に話しかけているんだろう?と思いながら
目当てのパンを探し続けていたら、今度は、すぐ横から
「お母さん、メロンパンはどこにあるんでしょうか?」と声が。
声の主を見ると、ばばより遙かに年上と思しきおじいちゃんが
ばばに「メロンパンはどこにあるの?}と聞いていた様子。
ばばは、すぐにパン棚の裏手に回って、メロンパンは無いか
端から端までざぁ〜〜っと見渡したら、棚の中央より右側に
ごく普通のメロンパンと、チョコチップ入りのメロンパンが数個ずつあった。
「こちらにありますよ」と先ほどのおじいちゃんに教えたら
「お母さんも買う?}と、ばばに言うので「いえ、私は買いません」と答えた。
すると、そのおじいちゃん、2種類のメロンパン合わせて6個位と
他にも中央にクリームの入った細長いパンを4,5個一気にカゴに入れて
「何か菓子パン要る?」と、又ばばに声をかけたので、丁重ににお断りした。
あぁ〜びっくりした!
全然知らない年長者から「お母さん」って呼ばれるなんて。
でも、そのおじいちゃんにしてみたら、すぐ近くに店員さんが見当たらなくて
たまたまパン棚を見ていたばばに声をかけたんだろうね。
「姉さん」とも呼びかけ難かっただろうし
「もしもし」とか「あの〜」とかも言えなくて
「お母さん」と呼んだんだろうね。
全然知らない方に声をかけるって、勇気が要るし
なんて声をかけたら良いか、難しいね。
それにしても、菓子パンを一気に買うって
きっと、ご家族や茶飲みお友達の分まで買っていたのかな?
4,5日前は、同じお店のパンコーナーで
名前は知らないけれど、顔はよく見ることのある女の方が
やはり菓子パンをカゴのいっぱい買っていたのでビックリしたが
その方が「年寄りってね、
こんな菓子パン、一気に2個位もペロッと食べちゃうのよ」
と言うので、又々ビックリした。
最近のパンって美味しいからね。
我が家周辺にもにもかつては5軒位パン屋さんがあったけれど
スーパーにも都会の大手パン屋さんのパンが大量に並ぶようになったり
コンビニにパンコーナーが出来たり・・・と
島のパン事情も色々変わってきて、今、自家製パン屋さんは
ばばの身近には1軒だけかなぁ・・・
先日の、パンコーナーでの出来事を思い出しながら
島のパン事情についても、しばし考えたばばでした。