噛んだな!他
10月13日(金)曇り
昨夕のことだ。
姉と2人、誰からともなく「明日、お墓参り行って来る?」という話になった。
「明日は何日だったっけ?}ということから、「13日だよね」となり
続けて、姉とばば同時に「あっ!13日の金曜日だ!」と・・・
そして、即「明日は止めようか・・」と。
ばばの実家集落では、毎月1日、15日にはお墓参りをする慣習があり
姉と2人も、両親がしていたように、毎日お墓参りに行くようにしている。
「お墓参りは早くては良いけど、なるべく遅くはならないようにしようね」
と、姉と2人暗黙の了解の下、毎月通っている。
じじ両親は、お墓参りの習慣とかは無かったので
義両親のお墓参りは、毎日通る道端にお墓もある関係で
思い立ったら、時間や日時に関係なく立ち寄って
掃除をしたり、お水を替えたりしている。
何故「13日の金曜日を避けたいか?」と言うと、
父が亡くなったのが平成4年3月13日、金曜日だったから・・・
普通なら、月命日でもあるし、お墓参りに行った方が良いような気もするけれど
たまたま、ばばがその日、子ども達に発した言葉が今でも気になっているから。
もう、何回も書いていると思うけど・・・
その日はお「別れ遠足」の日だった。
目的地に出発する前、遠足などの行事の係?だったばばが、
全校児童に向かって「今日は、13日の金曜日・・・・」という話をし
「怪我等しないように、楽しい遠足にしましょうね」と話して近くの浜へ向かった。
午前中は楽しく過ぎて、子ども達の楽しみな弁当の時間になった。
ばば達も弁当を開けて「さぁ、食べよう!」と思った途端
事務の先生が息せき切って走ってこられ
「ばばちゃ〜ん、すぐ、実家に帰って下さい。
お父さんが体調が悪いそうです」と連絡してくれた。
取るのもとりあえず、何をどうしたかも分からないほど慌てて
事務の先生の車に乗せてもらい、職場に戻って、すぐ自分の車で実家へ走った。
約2時間弱。
実家に着いたら、何故か警察の方が来ていて、
寝間に蚊帳を張って、誰も入れてくれなかった。
「ちょっと疲れたから、一休みするね」と横になった父、
そのまま天国へ旅立ってしまっていた。
ショックでショックで・・・
あれから20年以上経ったけれど、未だに「3月13日金曜日」は特別な思いがあり
他の月でも「13日金曜日」となると、思い切ったことが出来なく
やるべき事も、先に済ませるか、日をずらしてしまうばばである。
姉も、ばばのこの思いを知っていて、「13日の金曜日」は
姉とばばにとっては特別な日なのである。
今日は天気も穏やかで、お墓参りには良いと思うけど
やはり行くのを止めて、明日、行くことにした。
思い詰め過ぎるのもどうかなぁと思うものの、
やはり思い切った行動は出来ないんです。
ということで、今朝はのんびりスタート。
7時少し前になって、行動を始めた。
起きてすぐ、じじを見てビックリ!
じじが気づくか、ばばは自分の方を人差し指でさしてみた。
うぅ〜〜ん、やっぱり気づかないか?
何と!じじとばば、ペアルックだったのだ。
上が色合いも似たボーダー、下が黒の短パン。
珍しい!
じじとばばがペアルックなんて、何年に1回あるかないかなのに・・・
何だか朝から笑いたくなってしまった。
食事が終わって、菜園に行ったら、真ん中辺りで成長していたパパイヤに花が付いていた。
よく見ると、雄花。
元気そうで頑丈な1本だったけど、雄株なら躊躇はしない。
鎌を持ってきて、上の方の葉っぱを数枚切ってから、幹を切ろうとしたら・・・
1枚葉っぱを切った所で、パパイヤの葉っぱを触っている左手薬指の腹に激痛!
何だ!と思って指を見ても出血はしていない。
次に、葉っぱを見ると・・・
大きなカマキリがばばを睨み付け、今にも飛びかからんばかりの戦闘体勢を取っている。
おっ!君だったのか!やるかぁ〜〜とばばも、闘争心メラメラ・・・
どうしたかって?
対戦相手が乗っている葉っぱを切り取って、グルグル回して
エイヤァ〜っと地面に投げました。
相手はどうなったかって?
目を回すかと思いきや、又してもばばに向かって鎌を構えて戦闘態勢。
でも・・ばばはもう、無視することにした。
こんな小さな相手に対して、戦いを挑んだりしたらいけないかな?と。
まぁ、ばばの指を噛んだ?引っ掻いたのは確かだけど
急にばばが葉っぱを掴んだのが悪かったからね。
いやぁ〜、驚かしてごめん、ごめん。
という思いで、作業を進め、1メートルよりちょっと大きくなっていたパパイヤを
思い切って、2太刀くらいで叩き切りましたとさ。
と、大げさに書いたけど、パパイヤの茎って、中は空洞だから簡単に切れるんだよね〜
あと1本、パパイヤは生えているけど、これも雄株だったら即切っちゃおう!
だって、パパイヤに上げる栄養を他の野菜に上げた方が良いもんね。