1300万円!
10月12日(水)曇り
朝から曇天だったけど、今日も実家の選定作業の途中経過を見に行った。
3名の方が作業されていた。
家の周囲に暴風対策で植えられた「フクギ」を切るために
高い高い脚立を立てて作業していた。
見るだけで、鳥肌が立った・・・
ちょうどお茶時間だったので、ポカリスエットやコーヒー
パンなどを出して、色々お話を聞きながら、しばし過ごした。
親戚の兄さんの話を聞きながら、ばばは改めてビックリした!
「1300万円」。
何の金額だと思う?
30数年前、ある、県外の造園業者さんが、ばばの家に来て
父が丹精していた、イソマツ・テンバイ・マッコウの3本を
「1300万円で譲って下さい」と言ったそうだ。
父は、即座に断り「この庭木を眺めるのが一番好きなんです」と
付け加えたそうだ。
この話は、今回初めて聞く話だったので、ただ、ただ驚いた。
庭木3本で1300万円という金額にも驚きだが
即座に断った父の行動に、ますます尊敬の念が強くなった。
当時、父は70代後半だったと思うが
本当に庭の木々を愛していたんだね。
父があれほど愛した庭木を枯らしてしまったのは、
何処の、どなたですか?
ばばだよなぁ・・・・
今回、庭を見てびっくりしたのだが
過日の台風18号の強風で吹き枯らされたのか、と思っていたのだが
テンバイも、イソマツも、イヌマキも、ソテツの葉も
ソテツの害虫「ソテツシジミ」が葉っぱを食べてしまったらしい。
この害虫は、駆除が難しいそうで、たばこの吸い殻を水に溶かして
さらには、何とかという名前の農薬や、あと何か2種類くらい混ぜて
散布したら良いらしいが、とてもとても、ばばには出来ない。
「あまりに葉が傷んでいるので、イヌマキとゲッキツは
今回剪定をしないでおこうね」と、
親戚のお兄さんに言われ了承した。
とにかく、膝丈か、それ以上まで生い茂っていた雑草は
綺麗に刈られ、庭木の剪定も6割方終わっていたが
もしかしたら?明日までかかるかも・・・と言われた。
何日かかろうが、徹底的に綺麗にして貰おうと思う。
信頼出来る親戚の兄さんが、責任を持って綺麗にして下さるので
安心して任せる事にした。
今日も、写真を撮ろうと思ってカメラを持って行ったのに
お喋りに夢中になた後、庭を歩き回ったのに・・・
カメラは出さずじまい。
でもね、いくら遅くても明日には剪定が終わるはずだから
綺麗になった実家の庭を撮影してこようと思っている。
父が亡くなって24年。
こよなく愛した庭の木々がドンドン少なくなっているけれど
これ以上減らさないように、マメにシルバーさんをお願いして
綺麗に保っていこう。
お父さん、ごめんなさい。
画像は昨日写したイヌマキです。