解禁〜他
11月7日(土)晴れ
解禁〜〜って、大袈裟かな?
小ネギの種を蒔いて、ほぼ2週間は
新聞紙などで覆いをしておけば良いって聞いて、律儀に守ろうとしていたけど
もう、解禁しちゃった。
何故って、種まきをした時期が良かったのか
早目に芽を出してくれたくれたから。
今は、明るい場所に出して毎朝少しずつ水をかけている。
2年前は、種を蒔いた後2週間、旅行に出て
帰って来てプランターを見るからにヒョロヒョロした無数の苗が
プランターに寝ていたから、
今回は、あの時よりは逞しく育てたいと思い
2週間経たないうちに、新聞紙の覆いを昨日朝外した。
これからどんどん大きくなって、どんどん間引きをして
友人知人に苗を分けてあげて、花壇の空いている所や
菜園に移植もして、プランターでも育てて、楽しいな〜
考えるだけで、ワクワク。
ばば、なんで、こんなに野菜や花を育てることが楽しいんだろう?
と自分でも不思議に思う。
以前は一番の楽しみは読書で、2番目が料理で、3番目がパソコンで遊ぶことで
その次位が野菜や花を育てることだったと思うけど
年と共に土いじりが大好きになって来た〜
ばばの実家は農家で、中学生まではありとあらゆる農作業を手伝っていた。
反対に、じじは農業らしい農業はしたこと無いんだよね。
唯一、ばばと結婚する直前に、
ばばの家の田植えを手伝ってくれたことがあって
きつくてきつくてたまらなかったけど、
まさかギブアップするわけにもいかず・・・・
あの時のきつさは未だに忘れられないらしく、時々話題になる。
ばばが、「農家の娘」を大いにアピールした出来事が数週間前にあった。
夕方、知人宅に行くと、庭にある広い畑を、知人の知人Mさんが機械で耕していて
終わったら、肥料を畑に撒いて機械で漉き込んでいく作業をするということだった。
時間が合ったので、ばばも積み上げられていた肥料を手伝おうと思った。
サンダル履きだったけど、そんなのお構いなし。
畑に入って、隅っこに積み上げられている肥料袋を知人と
Mさんとばばで運んで、適当な場所に置き、その袋を鎌で切って開け、
肥料をパラパラッとこぼしていくのだ。
はじめは、Mさんも肥料も運び、袋を鎌で開けて・・・としていたが
肥料運びは、知人とばばでする事に・・・
肥料袋1つの重さは15キロ。
ばばは、ひょいっと持ち上げてお腹の前で抱え
次々と畑に放り投げていったが、
知人は、なかなか肥料袋が持ち上げられないらしく
「ばばちゃん〜凄〜〜い」と言っている。
ばばが、余りにさっさと肥料を運んでいくものだから
Mさんも知人も、ばば本人でさえ、何が可笑しいのか
ケラケラ笑い出して、その笑いが止まらなくなってしまった。
ばばが、袋を持ち上げるたびに笑うものだから
ばばは楽しくなってますます張り切っちゃった。
そのうち、袋を運び終わって、今度はMさんの見よう見まねで
袋の上部を鎌で切ってどんどん開けていった。
こんな作業、小さい頃、経験したかどうか分からないけれど
なぜだか楽しいけど可笑しくて、3人とも笑い転げながら作業を続けた。
ひとしきり作業をして、一段落したら
知人が「ばばちゃんって、力持ちだね〜凄い!ビックリした〜」と驚き
Mさんもにこにこ笑って「上手だね」って言うので
「昔取った杵柄かな?」とばばも答えながら笑った。
普段のばばの印象から、知人もMさんも、ばばが肥料袋など運ぶとは
思わなかったんだって。
ばばは、今でもじじからは「野生児」と揶揄され
自分でも自覚している。
小学生までは野山を駆け巡り、川に飛び込んだり潜ったり
木に登ったり、藁で縄をなったり、本当に活発な野生児だった。
だから、今でも、その本能がムクムクっと出てくるんだよね。
野生児、大好き!
野生児、バンザ〜〜イ!