遂に!

8月17日(日)晴れ時々曇
今日は、1便で都会へ帰る娘を送り
干潟横で、レジャーシートを必死に振って
飛行機が飛び立つまで見送った。
娘の出発と同時に、じじ妹夫婦が日帰りで帰省するが
港へ迎えることは出来なかった。
でも、お昼ご飯を一緒に食べ、その後は
ばば姉と妹とばばで女子会。
お義兄さん、仲間はずれにしてごめんなさい。
お昼からたった4時間位で妹夫婦は又船上の人〜
日帰りなんて呆気ないよ〜。
今度は、泊まりがけで来てね〜
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昨日の戸森の線刻画を目指す冒険話、第2弾、始まり始まり〜
徳之島ダムまでは、ばばも行き慣れているので
何と言うことも無く行き着いたが、
さて、ダムまでの橋が幾つあったのか?全く分からない。
それに、ダム周辺に人、ひとりいない。
それでも、「左手の砂利道」を必死に探したが
やっと見つけたのは、車が1台通れるか、通れないかという
急勾配の砂利道。
びびり屋のばばは、怖くて上がれそうにない。
こうなれば、やはり当部分校跡のアート会場へ向かうしかない。
しかいs、こちらの会場も、人はひとりもいない。
展示物は、昔、女の人が手の甲などに施していたと言われる
入れ墨のデザインを薄い布に描き?
カーテンのように下げてある。
たくさんのデザインがあり、ビックリ!
見ると言っても、5分もあれば充分見られる。
しかし、ばば達の後から入場者が来る様子はなく
ここでも「戸森」へのルートを聞くことは出来ず。
それなら・・と、当部ダムの「アマミノ黒ウサギの観察小屋」へ。
やっと1台のトラックが来たので、拝む動作をしたら
車が止まってくれ、50代位の男の方が顔を出したので
「戸森」への生き方を聞いたが分からないと・・・
しばらくして、又車が1台。
今度は運転席側も助手席側もカーテンのような物が下がっていて
運転手は見えなかったが、ばばが拝む動作をすると止まってくれた。
でも、一瞬で諦めた。
何故なら、運転していたのはフィリピンの方と思しき女性。
勿論「戸森」という場所も分からないし、線刻画なんて言葉も分からない様子で
ばばに「おばさん、そこは開いていても、魚釣りするからダメです」って。
何て言っているのか分からないけれど、一応お礼を言って別れた。
また、ダムの場所へ引き返すことにした。
何故なら、ダムの近くを走りながら、ばばが頭上にサクラランらしき植物を見つけていたから。
娘は撮影したいと言うことで引き返したが、
植物はサクラランではなく、ヤンバルセンニンソウのようだったので、通り過ぎ
少し走ると、ダムを眺めている男性ふたり。
ばばも車を停め、近づいて行って「戸森」への行き方を尋ねると
懇切丁寧に教えてくれたが、それはばば達が思っていたのとは別ルート。
お礼を言って、車に戻ろうとするばば達に年配の方の方が
「戻っておいで」というゼスチャーをしたらしいが、
ご厚意に甘えては厚かましいと思い、そのまま逆方向へ走った。
途中、娘が急に「この迂回路を行ってみようよ」と、突然言うのでビックリしたが
こうなったら、1日がかりで探検だ〜と、そちらへ車を進めると
何と言うことでしょう!
目の前に「線刻画」と書いた案内板が・・・順次見ながら進んでいくと
あと、1,4?と書かれていて、更に進むと、あと400mと書かれている。
まるで、奇跡みたい!
そして・・遂に!線刻画の前にたどり着けたの〜〜〜


興奮しまくって、写真を撮ったり、説明文を読んだり・・・・
この線刻画はいつ、誰によって描かれたのかは分からないらしい。
畳3畳ほどの大きさの岩にシンプルな船のような絵が描かれていた。

母間の線刻画に続いて、2つめの線刻画とやっと出会えたよ!
まだ、島内の2カ所位に線刻画が描かれているらしいから
機会があれば、是非行ってみたい。

線刻画を見て、ハイテンションになった3人、
次は伊仙町の歴史民俗資料館の会場へ寄り
島の写真家の写真と、作家さんのアート作品を見て、
会場近くの、町立施設「ほーらい館へ」。
そこで持参したお弁当を広げ、店内のジェラートまで買って食べて
次の会場、ピンホールカメラで写した写真の展示された会場、
牛小屋の入り口に、牛の頭部をかたどったロボットが展示されているのを見て
やっと帰路に。

途中、義母とも面会し帰宅した。
1日がかりでも、「戸森の線刻画を探してこよう」と意気込んでいたものの
途中、挫折しかけ、でも、奇跡的な娘の一言で
難なくたどり着けたことが不思議でたまらなかった。
これで、娘も安心して都会へ戻っていける・・・・・

で、今朝の1便で娘は発った。
空港へは、干潟横を通って行った。
何故なら、コウノトリと出会えるかも・・・と期待していたから。
でも、残念!
いるのは白サギやアオサギばかり。
娘を空港で降ろし、高齢の干潟のフェンス前での見送りをするため
姉とふたり干潟へ戻ったら、奇跡的にコウノトリのコウちゃんが
飛翔していて、丁度舞い降りる所だった。
あぁ〜〜〜、あと、30分早く飛来してくれていたら
娘にも会わせてあげられたのに・・・悔しいなぁ・・・
次、娘が帰省する時まで、徳之島に滞在してくれるかなぁ〜コウちゃん。

ひとときの故郷バカンスを楽しんで
大都会の喧噪の中へ戻って行った娘。
次は、いつ帰省できるのだろう?
又一緒に、島内の彼方此方を探検しようね。

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ばば
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