一つの動作から・他
6月15日(日)雨
我が家の朝食はじじが大病を患ってからパン食。
パンは、じじの拘りで近くのコンビニの「ホテル食パン」。
これまで約10年間、このパンが売り切れと言うことが数回あり
その時は代わりの食パンも買ってみたけれど
やはり、このパンが美味しいんだって。
パン食とは言っても、準備に結構時間がかかるね〜
ばばひとりで準備すると結構20分ちょっとくらいはかかってしまう。
パンも1枚を一度に焼くのではなく、半分にカットし
それぞれにとろけるチーズを載せて、
半枚ずつトースターで焼く。
半分がきれいに焼き色が付いて取り出したら
すぐに次の半分をトースターに入れる。
このやり方が熱々のパンにチーズがとろけて美味しいんだって。
拘りますな〜じじ。
パンを焼きながら、コーヒーマシーンを予熱し、
半熟卵を作り、茹で野菜を7,8種類、皿に取り分け
肉を焼き・・・残ったお総菜などがあればトースターかレンジで温める。
たったこれだけのことなのに、何故か時間がかかってしまう。
半熟卵も、季節とその日の気温で2分40秒から3分20秒まで
加熱時間を微調整するんだよ〜。
これもじじが2階から下りてきてすぐ食べるか、
時間をおいてから食べるかでは卵の固まり方が違うから
とてもとても難し〜い。
起きたての頭と体をフル回転させての、作業段取り・時間調整。
「いただきま〜す」のころは結構、脳が活性化されているかも・・・・
なぁんて言いながら、いつも冴えないばばだけどね。
いつものような今朝の朝食風景だったけど
最後の半分のパンの焼き具合をじじにチェックしてもらい
取り出してもらった。
じじの方がトースターに近い方に座って居るから・・・
じじが熱々のパンをトースターから取り出し、
箸で挟んでばばに差し出したので、ばばは何気なく両手を出してしまった。
じじは「お皿で受けんか〜」って呆れていたけれど
無意識に両手が出たんだ〜。
その時、ハッとした。
ここからはばばのひとり昔語りが始まったよ〜。
子供の頃、母のお使いで隣近所やおじさん、叔母さんの家に行くと
時々、お菓子や天ぷら、ふかしたお芋などご褒美にといただいていた。
その時、叔母さん達が差し出すご褒美を
必ず右手を上、左手を下にして、掌を上に向け重ねて頂いていた。
そう言えば、最近身近でこのようなやり方で
物を頂く(受け取る・もらう)ということが無いのではないかと思った。
考えてみれば、よそ様のお宅の玄関先で
おやつとかを頂くって事があまりないからかな?
それに、家の中では、お茶菓子とかもお皿とかに入れて出すしね。
生活様式が変われば、仕草も変わったり
だんだん姿を消したりしていくのかも知れないね。
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昨日からずっと雨が降り続いている徳之島だけど
5月だったかな?苗を買ってきて植えたシソが今や盛りと
葉を増やしている。
今朝は、何と97枚(半端だね!)一気に収獲。
午前中、じじとふたりで用事を済ませてくる間
水を張ったボールに浸けて置いたら・・・・・
あらららら・・・・・・葉っぱが傷みかかっているように見える。
水に浸ける時間が長かったんだね〜。
1枚1枚洗って10枚位ずつ重ねて降って水気を切り
ジッパー付きの袋に入れて保存しておく。
1週間は優に持つから。
でも、さすがに今日は一気に摘みすぎたなぁと反省。
食べるのはじじひとりだから、半分以上無駄にしてしまうのではと
反省と後悔。
ばばとしたことが!
シソの他に初茄子も1本だけ収穫!
やった〜。
「ナスに花と親の教えは万に一つの無駄も無い」
って言われるくらい、花が咲いただけ収穫出来るって言われるナス。
あと2個既に実が付いているけど、あまりに下に実が付きすぎて
実の先端が地面に付いてしまっている。
これじゃ、実が傷んでしまうかもね。
晴れたら、何とか対策しなくちゃ!