ばば、大工になる・・・
6月2日(月)曇時々小雨
ばば、大工さんになったよ〜
ばばの家に高さ90?、幅80?、奥行き23?くらいの空間?がある。
この空間を何とか生かしたいなぁ・・・と、ずっと思っていたが。
数日前、思い切ってホームセンターで板を買い、
測って行った寸法通りにカットしてもらった。
50円で、1回カットしてくれるってことも
その時初めて知った。
帰宅して、まず空間の両横に同じ長さに切った板を立てた。
その板の上に横板を乗せて完成!なのだが。。。。。
横板の長さを82,5?にカットしてもらったのだが
これが少し長くて・・・なかなか空間に納まりきれない。
そこで、倉庫からノコギリを出してきて5?くらいカットしようと試みたが
ド素人のばばが簡単に切れるわけがない。
物差しでピッタリ測って印を付けるわけでもなく
目測でギーコ、ギーコ。
「何してるの〜〜?」と2階からじじの声。
「板を切っているの〜だけど、切れな〜い」と答えると
「どれ、どれ」とじじ参上!
ばばが3分の1ほど切ってあった板をいとも簡単に切ってくれた。
その後、切り口をカンナで削ってまでくれた。
ありがとう!〜〜〜感謝、感謝!
じじがカットしてくれたおかげで、空間にピッタリと納まる棚が出来た。
すると、ばばは又欲が出た。
あと1段作りたい!
そこで、又ホームセンターへ行って、
この前より少し幅の狭い板を1枚買って
横板と、高さにする分にカットしてもらってきた。
たまたまホームセンターで姉と遭遇したので
姉も一緒に我が家へ誘って、今日は女ふたりで棚作り〜〜
まずは、作業の前に腹ごしらえと、コーヒーを淹れて・・・・
さぁ!やるぞ!
釘と金槌を出して、姉に支えてもらいながら
横板の両端に高さになる板を打ち付ける。
片方は案外スムーズに行ったので、
自信をもって、もう片方を・・・とトントン始めたら・・・
アリャリャリャリャ〜。
釘が斜めに入って、棚の高さになる板を貫通。
アリャ!失敗!と釘を抜こうとするがペンチがない。
「じじ〜、じじ〜、ペンチある〜〜?」と2階へ上がって行くと
「う〜〜ん、これしかないけど」ってペンチらしき物を貸してくれた。
そして言った。
「何してるの?」
「あのね、コの字型の棚を作ろうと思って釘を打っていたら
斜めに入ってしまって、だから抜きたいの」
「どれ、どれ」
下りてきたじじは、ビックリしたねぇ〜。
そして、呆れ果てて言った。
「ばば、これは金槌じゃなくてハンマーだよ。
ハンマーで釘が上手く打てるはずないよ。」
(だって・・・片方は打てたんだよ)
「それに、この釘。これはコンクリート等に打つ釘だよ。」
こんな釘、ハンマーで打ち込んだら、板が割れるよ。」
「さっき少し割れたよ。」
「全くぅ。。。。」
じじは、最大級に呆れ果てながらも
ばばが斜めに打ち込んだ釘を抜き・・・・
「ハンマーじゃなくて、金槌・・・」と言うので
倉庫へ行って探し出してきた。
釘はコンクリート用のしか無かったから
じじは、「先ず、釘なんかちゃんと買って来てから大工始めなきゃ・・」
と言いながらも、「普通の釘は無い」と言い張るばばに負けて
コンクリート用の釘を何とか金槌で打ち込んでくれた。
じじ、ようやった!
めでたし、めでたし!
それにしても、ばば、せっかち〜。
材料が一つくらい無かろうと、代用できる物があれば
さっさと行動するなんて日常茶飯事。
結婚するまでは「おっとりやさん」と周囲から言われ
自分も信じていたけど、もしかして、本性は「超せっかち」なのかも。
それとも?「せっかち家系」と以前は言っていた
「じじの性格」をばばが乗っ取り、今じゃ、じじが「おっとりやさん」。
ばばがひとりで、日常的にカツカツチャカチャカしているような気がする。
夫婦の性格の一部が入れ替わってしまったのか?
じじは、どう思っているのかなぁ?