お節介じゃないよ!
8月19日(月)晴れ時々曇
昨夕、刺身を買いに行く前じじに
「買い物したらダムに寄ってみようかなぁ?
昨日の雨でダムの水位がどの位あるか見て来たい」と言ったら
「ばばって、お節介だなぁ。ばばが見に行ったからって
ダムの水は増えないよ」って、じじ。
約2ヶ月ぶりの恵みの雨の後、やはり地域の水瓶の推移は気になる。
「じゃぁ、買い物したら直行帰ってくる〜」と言いながら姉と出発。
いつものように刺身を買い・・・・直行帰宅?
そんなはず無いじゃ無い?
ばばは、ダムへ向かってひた走ったよ。
5時回っているし,少し薄暗いし、山道チョッピリ怖いけど・・・・
ここは行かなければ、ばばじゃないよね!
魚屋さんから少し走った時、車の前を何かが横切った!
何!
車の前を横切った物が,左前方4メートルくらいの木に留まったよ。
何?、何!慌てて車を道端に止めて見入る姉とばば。
オォォ〜〜〜アカショウビン!
アカショウビンの雄!。
真っ赤な嘴が綺麗だなぁ・・・・
デジカメ持って来たら良かったなぁ・・・・
じじに電話して,駆けつけるまで同じ場所に留まってはくれないよなぁ・・・・
頭の中で色々な思いがグルグル。
ほんの1,2分くらいかなぁ?留まっていたのは?
アカショウビンは隣の建物の前庭の木立に飛んで行ってしまった。
「良い事あったね」・・・と姉とばばは感動しながら先を急いだよ。
走る事、約5分。
目的地ダムに着いた。
水量は?
おっ、大分増えているじゃない?
でも、対岸のコンクリートの壁が見えているし
オーバーフローするほどの水位はない。
大雨が降ったとは言え、山や小川からダムまで水が流れ込み
水位が上がるには,結構時間がかかるだろうから
期待しましょう。
ダムと、周辺の山々に向かって
「もう少し水位が上がりますように」と手を合わせて車に戻った。
その後は,一路我が家へ・・・・と
車を走らせていたら、オッ!
又しても赤い物が車の前を横切った。
アカショウビンより小さい。
アカヒゲかなぁ?
又車を止めてキョロキョロ眺めたが姿は見えず,声もせず。
諦めて進むと、姉が「パパイヤがあった!」と声を上げた。
パパイヤ?
去年の台風以来、バッタリ姿を消してしまった,時には野菜,時には果物。
我が家では、じじの刺身のツマとして欠かせない野菜だったのに
1年近く食卓から姿を消してしまっている。
そのパパイヤがあるって?
車をバックさせ、姉が指さす方向を見ると
雑木と雑草の中に「私を取って!」と言っているかのようなパパイヤが!
懐かしいパパイヤちゃん〜
会いたかったよ〜
ばばが近くにあった枯れ木で突くと、コロンと地上の転がり落ちた。
ゲット〜〜〜〜〜〜〜
意気揚々と車に戻りかけたら、姉が「まだあるよ〜」と
ばばより長い枯れ木でパパイヤを突いている。
「取れた!」と言って姉は少し傷ついたパパイヤを大事そうに持って
車に戻ってきた。
「もう、熟れかけているかなぁ?」と言うけれど
一応持って帰りましょ。
カットしてみるまで、中の状態は分からないからね。
帰宅すると「じじ〜ちょっと下りてきて〜」
と、わざわざ2階にいるじじを呼んでパパイヤを見せると
「オッ!パパイヤじゃないか。どうしたの?」とニコニコ。
斯く斯く然々と説明し、早速割って種を取り除き
皮を剥き、アクを抜くため水に浸けた。
姉が言った通り、姉が収穫したのは黄色くなりかけていたが
捨てずに千切りにし、ばばの取った青いパパイヤも千切りにして
刺身のツマに出したら、じじが、いたく感動してくれた。
何と良い妻と、義姉さんでしょうねぇ〜じじ。
食事中も、ダムの水位、アカショウビン・アカヒゲ・パパイヤが話題に。
ダムの水位の事をじじが聞くので
「ばばと姉が山に向かってお祈りしたら
山の上の方から滝のように水が流れ始めて・・・・」と
創作話をして、じじを煙に巻いたよ〜
予報では、今日も午後から雨が降りそう・・・・
もっと、もっと降っておくれ〜あと2日くらい。
これから庭へ出て「雨乞いの舞い」でもしましょうかねぇ〜