こんなはずでは・・・・
6月21日(木)曇り時々雨・強風
こんなはずでは・・・・
まさか、こんな結果になろうとは・・・
・・というのはね、以前大っ嫌いなキオビエダシャクをやっつけるために
アースジェットという殺虫剤を撒いたりしたことを書いた。
その後。最終手段として防虫ネットイヌマキの木を
グルッと包み込んで(これで一段落、一安心)と思っていた。
あれから・・・2週間かな?3週間かな?
その後も飛び続けるキオビエダシャクを
ペットボトルを使って掴まえたり
見つける度に殺虫剤を撒いたりしていたばばだ。
昨夕、夕方5時過ぎ、買い物に行く前に
防虫ネットを被せたイヌマキを見た。
まさか・幼虫付いていないよね・・と思い、イヤ、願いながら・・・
ばばの期待は見事に裏切られ、防虫ネットの中には
何十匹というエダシャクの幼虫が蠢いていたよ。
気味が悪いなんて言う表現では
気味悪さの万分の一も表せないくらいおぞましい光景。
ヒヤァ〜〜どうしよう???
迷ったのは一瞬。
次の瞬間、ばばはダッシュ!殺虫剤を持って駆け戻った。
そして、精一杯の憎しみを込めてネット越しに噴射した。
みるみるうちに、無数のエダシャクがネットの中にぶら下がって蠢きだした。
「これでもかっ!」「これでもかっ!」と精一杯の憎悪を込めて
殺虫剤を噴射し続けるばば。
ネットの中でぶら下がり、苦し紛れにのたうち回るエダシャク。
見たくは無いけれど、しっかり見て殺虫剤をかけなくては意味が無い。
じじ〜、こんな時は助けてくれよう〜。
あまりかけ過ぎて、イヌマキが枯れたらいけないので
ある程度で終了。
そのまま、買い物に出かけた。
30分ほどで戻ってみると、
防虫ネットの中には無数のエダシャクが・・・
そして、まだ枝にぶら下がって最後の足掻きをしているのもいる。
どうしよう〜。
このまま放って置いて良いものか?
台風5号の風が何とかうまく始末してくれないだろうか?
いやいや、他力本願はいけないよなぁ。
何とか自分で始末を付けなくては。
それにしてもどう始末したら良いんだろう?
まずはネットを外さなくては。
結んだ所をほどく。
大きな洗濯ばさみを外す。
(どうぞ、どうぞエダシャクが視界に入らないように・・・・)と
願いながら作業したよ。
作業中、少しでも足や体に違和感を感じようものなら
全身の血がすぅっと引いていくような気になる。
だって〜、エダシャクがばばの体に付いているなんて
絶対、絶対耐えられないんだもの。
一旦ネットを木から外したものの、少し離れた所へ移動させたい。
庭箒を持ってきて、その柄でネットを引っかけて移動させようとしたが
なかなかうまくいかない。
ネットは動かず生姜の茎が折れて倒れたり
ツノナスの大きくなった葉がちぎれたりする想定外のことが・・・
しかたない!出来るだけイヌマキの木に近づいて
しっかりとネットを掴んで引っ張りがてら後方に走ったよ。
全身パニック状態だったけど・・頑張った。
何とかネットを木から外したばば。
次に水道から引っ張ったホースの先をキュッと押さえ
勢いよく水を飛ばし、ネットを洗うことに。
でもさ、エダシャクの死骸が団子状に丸まっているのを見たら
目を背けざるを得ないね。
そのうち、何匹かはばばの足下に流れてきたりして
本当に死にものぐるいの格闘、イヤ奮闘だよ。
ホースから水をかけ続けること10分以上。
何とかネットからエダシャクの姿は消えた。
次に、イヌマキにかかったであろう殺虫剤を洗い流すつもりで
バンバン水をかけてあげた。
それにしてもさ、今回の一連の作業、
正に「骨折り損のくたびれもうけ」だね。
最初からネットなんかかけなければ良かった〜。
防虫のためと思ったのに、かえってネットの中で奴らは大繁殖。
可愛そうなのはイヌマキ。
思う存分呼吸も出来なかっただろうし
日の光も浴びることが出来ず、
おまけに葉っぱは好き放題エダシャク群団に食べられ
青息吐息の数週間だっただろうね。
ごめんなさい。
エダシャクって、凄い繁殖力と、食欲だね。
樹高1メートルちょっとに剪定したイヌマキの葉っぱなんか
あっという間に食べ尽くしそうだよ。
イヌマキは、お墓参りの時にはお花代わりに持って行くし
家にあった方が良いけれど、でも、毎年エダシャクとの格闘はイヤだなぁ。。。
エダシャクを根絶させる方法は無いものだろうか?
ミカンの害虫、ゴマダラカミキリは役場へ持って行けば
一匹50円?で買い取って貰えるらしい。
エダシャクも1匹いくらかで買ってくれる所があったらなぁ・・・・
そしたら、虫好きの子を頼んで根こそぎ捕まえて貰うのに。。。。
今回のばば対エダシャクの対決は完全なエダシャクの勝利で
悔しいけど、ばば惨敗。
でも必ず、リベンジするからね!
いつまで続くんだろう?この戦い。