こちらこそ、ありがとう
2月27日(月)曇り
昨日、美容室へ行ったことを書いたが、
その途中、とっても嬉しい出来事が。
小雨の中、ばばが美容室へ向かっていると
ユニフォームを着て、ショルダーバッグを提げた
高校生らしき男の子達が20名くらい傘もささずに歩いていた。
その子達を追い抜きつつ運転していたばばだが
「一時停止」標識のある交差点に来たので停車すべく
車のスピードを落としつつ進んだ。
その時、ばばの少し前を歩いていた男の子ふたりのうち
左側を歩いていた子が、屈んで何かを拾い上げた。
見ると,缶ジュースの空き缶を拾い上げていた。
普通なら素通りする人が多いだろうに・・・・
ばばは、その子の行為を見てとっても嬉しくなった。
停止線で止まったばばの横をその子達が通る時、
ばばは左側の窓を開け「偉いねぇ・・」と声をかけた。
すると、その子は爽やかな笑顔で「ありがとうございます」と
ばばに一礼した。
一時停止したあと、車を発進させながらバックミラーで
男の子達を見ると、何やら楽しげに話していた。
「あの、おばさんちょっと変わってるね・・・」とか
話していたのかなぁ・・・・・
でも、とっても嬉しかったんだぁ〜ばば・
人知れず善行した出来る男の子、素敵だね。
・・・かと思うと、今日ゴミ出しの日で、収集場所にゴミを出す時、
不審なビニル袋が落ちていたので、拾い上げゴミ袋に入れたが、
中身はチョコレートの空き箱だった。
バレンタインデーでもらったチョコレートだろうか?
何はともあれ、道路にポイ捨ては止めて欲しいなぁ。
ばばの家は道路脇にあるせいか、アイスのカップやジュースの空き缶
果ては弁当のからや、たばこの吸い殻多数をまとめたもの、
発泡スチロールの板なども落とされて?いることがある。
わざわざ車庫の中に捨てていく時もある。
ポイ捨ては住宅地だけでなく、野山の至る所でも見られ悲しい。
世界遺産指定を目指す島としては、情けないし恥ずかしいなぁ。
先述の男の「ありがとうございます」という言葉から
ばばは、十数年前に関わったS・K君という男の子を思い出した。
当時、S・K君は小学3年生。
毎朝登校すると、ばばの所へ来て
「ばばちゃん、おはようございます。
今日も1日よろしくお願いします」と挨拶して握手してくれるの。
そして、帰りには又「ばばちゃん、今日1日ありがとうございました。
明日もよろしくお願いします」って又握手・・・・・
たくさんの子供達と関わったけれど、S・K君のような挨拶は初めてだったので
ビックリして、何かの折にSK君のお母さんに、このことを話すと
お母さんもビックリしていた。
でも、やはり家庭でも朝晩の「おはようございます」「行って来ます」
「ただ今」「お休みなさい」等の挨拶はきちんとしていたそうだ。
お父さんやお母さんは、教えたことはないと話されたので又びっくりした。
こう言う小学生もいるんだね・・・・
言葉ひとつで、心がホッコリもするし、凄く傷つくこともある。
「たかが言葉ひとつ」されど、「言葉ひとつ」。
ばばも意識して言葉を発しなければいけないと反省しきりの昨今です。