会いたい、会いたい、会いたい〜〜
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1月15日(土)雨
数日前からばばは「沈砂池」という言葉が気になってたまらない。
・・と言うのも、ばばの実家集落近辺にある「沈砂池」に
コハクチョウが羽を休めているという一文を目にしたからだ。
「チンシャチ」って何?
白鳥が羽を休めるとなると、ため池のような所か?
実家周辺に池があったっけ???
中学生の頃まで農作業の手伝いをしていたばばは、いろいろ思い出そうとしたが浮かばない。
ばばが知っている池・・と言えば、隣集落に一カ所、
ばばの実家集落に2カ所あった。
この2つの池は、天然の池ではなく人工の池で集落の防火用に作られていたのかも知れない。
2つの池のうち、ばばの実家より上の方にある池を「上の池」やや下方にある池を「下池」と呼んでいた。
しかし、だいぶ前に「上池」は埋め立てられてしまい、
つい先日通りがかりに見た「下池」も埋め立てられていた。
この「下池」は、つい最近埋め立てられたようで吃驚した。
小さい頃、この池の周りでいろいろな遊びをしたばばにとっては
懐かしい場所が又1つ消えてしまった。
・・・あっ、沈砂池のことだった。。。
字面通りに解釈すれば「砂が沈む池」か・・・・
何とかその場所を特定したい。
そして、コハクチョウがまだいるか確かめてみたい。
ばばは姉に電話した、「チンシャ池って花徳にあったっけ?どの辺にあった?」って。
すると、姉は「沈砂池って畑総をした時に作られる池のような所のことだと思うけど
花徳の何処にあるかは分からないね」って。
ばばはインターネットで検索してみた。
なるほど!姉の言った通りだ。
沈砂池とは: 大規模な土木工事を行う場合、土が落ち着く(雨などで流出しなくなる)までの間
流失土が場外(例えば河川など)に出ないようにするため「池」のこと。だって出てた・・・・
さぁ、じじにも声をかけ、姉も誘い花徳の沈砂池捜しへ出発だ〜。
薄曇りの、それも昼の2時を過ぎてから出発。
まず、コハクチョウは水辺にいるだろうとばばの母校の前にあるキビ畑を川沿いに走り、
それから、隣集落の泉に寄り、さらに北に走ってキビ畑の中に沈砂池がないか探索。
初めての道で、車が通り抜けられるか分からない所も走ったけど空振り。
それから県道に出て、西の方へ・・・浅間干潟を目指して走る。
いつも通る道ではなく、1月3日にナベヅルと遭遇した道路を走る。
まさか、まだナベヅルはいないだろう・・・と思いながら。
。。と!居た!!!!!
先日、じじとばばが、ナベヅルに一旦飛び立たれ追いかけた場所にナベヅルが!!!。
あまりにも急に目の前に現れたので、吃驚!
じじはすぐに車から降りカメラを構えたが、ツルは優雅に飛び立ってしまった。
その姿を目で追いながら、車で後を追い、撮影開始。
・・と、また飛び立った。更に追う3人。
「ツルを吃驚させるな」と言うじじの言葉に従い姉と二人は車の中で待機。
撮影するじじを目で追う。
中腰になり、「バズーカ砲」様のカメラを担いで前進し撮影に熱中するじじ。
もっと近くへ、もっと近くへと、ジリジリ距離を縮めていく。
20分くらい経っただろうか?
「あぁ〜〜満足、満足!飽きるほど撮れた」という表情で戻ってきたじじ。
やったね。
でもね、このナベヅル、じじとばばは去る3日に初めて遭遇したが、去年暮れ辺りからいるんだって。
朝の7時頃には同じ場所に姿を現すんだって。
それにしても、今日の目的はコハクチョウだったってことさえ忘れそうになっていたよ。
浅間干潟めざし、まっしぐら。
でも・・・潮は引きすぎているし、コハクチョウどころか、他の鳥もほとんど見えなかった。
クロツラヘラサギが1羽だけ、首振りダンスをしながら餌を捕っていたよ。
ばばは、天寿園の池や、浅間の溜め池までも足を延ばしたいとも思ったけど
天気も悪いし、良い写真も撮れないだろうというじじの決断で帰路についた。
あ〜〜ぁあ、花徳の沈砂池って、何処にあるんだろう?
会いたいよぉ〜〜〜コハクチョウに!!!