何もそこまでしなくても・・・・・
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4月6日(火)晴れ後曇り
今朝、テレビをつけると「ハッピーニュース大賞」が紹介されていた。
新聞に掲載されたニュースの中から読者が読んでほのぼのしたニュースを募集し
その中から一番のハッピーニュース大賞を決めるものだそうで
こういうものがあることをばばは知らなかった。
サラリーマン川柳とかは知っていたけど。。。。
そこで今年の「ハッピーニュース大賞」は
ヒッチハイクで受験会場に向かい、無事合格したというニュースだった。
ばばも、過日このニュースを実際聞いたことがあった。
新潟から受験のため石川県輪島に向かう母娘。
しかし、駅に着いて列車に乗ろうとしたら大雪のため列車が運休。
落胆する娘に母親が「最後まで諦めずに頑張ろう!」
ヒッチハイクで受験場へ向かうことを提案。
ヒッチハイクを始めるものの、なかなか停まってくれる車はなく・・・
時刻は午前2時。
あるガソリンスタンドで給油をしている大型トラックを見つけた母娘は
夢中で走り寄り、運転手さんに石川県まで乗せて欲しいと頼む。
快諾した運転手さん。
石川県に着くまで車内で母娘から色々事情を聞いたのだろう、
石川県に着くと「輪島まで走ってやろう」ととトラックを走らせ
10分前に試験場に着き、無事受験することが出来
2,3日後には合格通知が届いたと・・・・
お世話になった運転手さんの名前も聞いていなかったが
何とか恩人にお礼を言いたいと八方手を尽くして呼びかけたら
何と、善意の運転手さんが見つかったとのこと。
その運転手さんは顔を出しての取材はお断りということで、
電話取材には応じコメントしていたが、何と素晴らしい方なんだろう!
長岡から輪島まで300?もの距離を走ってくれたのだ。
まだまだ日本捨てたものではないですね。
困っている人を助けると言うことは当たり前のことだけど、
中には、いらぬお節介をしてしまうことも。
ばばも、よく失敗してしまうけれど、
つい先日、先輩から「何とまぁ、そこまでやるか!」というような話を聞いた。
先輩がサウナに向かっている時、バス停で
見知らぬ年配のおばあさんがウロウロしているのに気付いた。
先輩は、そのおばあさんと世間話をしているうちに一緒にサウナに行くことに。
サウナから出た後、何と先輩はそのおばあさんを自宅へ連れ帰り
その晩泊めてやることにしたって。
そのおばあさん、実は娘さんのお家を探していたらしいのだが、
その晩は先輩の家で泊まることになった。
そして、先輩に向かって「私はここで(一階)寝るから、
あなたは二階で寝て」と言ったそうだ。
この時点で先輩は胸騒ぎがしたが、今更おばあさんを放り出すわけにも行かず
自分は二階へ上がったが、安心して眠れるものではない。
翌早朝、一階へ降りていくと、荷物は残したまま、あのおばあさんが姿を消していた。
ビックリした先輩は警察に電話をし、警察官が駆けつけてきて
おばあさんのバッグの中から身元が分かるものがないか調べている時
ヒョッコリおばあさんが帰ってきて「どうしたんですか?」と言ったんだって。
警察官とも色々やりとりがあって、警察官は帰り
おばあさんは朝食まで食べて帰っていったそうだが、
ばばには先輩の行動が理解できなかった。
先輩は立派な主婦。
ご主人も、子供もいる。
そんな家庭へ見ず知らずのおばあさんを連れてきて泊まらせるなんて・・・・
警察官が帰り際、先輩に「奥さん、人が良すぎるにもほどがありますよ」と言ったらしいが
ばばも全く同じ言葉を言うと思う。
おばあさんが娘さんのお家を探していると言うなら
娘さんの名前を聞いて電話をしてあげるとか
もし、家が分かっていて近場なら案内してあげるくらいが
せいぜいばばが出来る最大の事だろう。。。。。
先輩はばばに「私って変わっているかなぁ」と問いかけたけれど・・・
他人様のことをしてあげるのも「ほどほど」が良いと思いますよ、先輩。