結婚記念日
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10月27日(火)晴れ
台風一過の青空・・・とは言えないが
薄い靄がかかったような空。
ぐる〜〜〜〜っと360度見渡しても雲は一片も見えない。
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朝、実家の庭回りの作業に行こうと玄関を出た。
でも、すぐスニーカーでなくサンダルを掃いてるのに気付き戻った。
「じじ〜〜〜ただいま〜〜〜」とも言わないのに階段を上る足音を聞きつけたのか
「そんなに僕の顔が見たかったの〜〜〜ハイ、ハ〜イ」と
自室から玄関へ飛び出してきたじじ。
最近特に、ばばが一回玄関から出たのに、何か忘れ物でもして帰ろうものなら
すぐに「そんなにじじの顔が見たかったの〜〜〜」とやられる。
ばばも、「もう一度ばばの顔をしっかり見せようと思ってよ」と反撃。(したことはないけれど)
じじが忘れ物で戻ってくると逆バージョンでばばがやり返している。
ばばより足が長いと自慢し、ばばがいかに短足か笑うじじ。
(でも実際はほんの数センチだよ〜〜じじ〜〜。)
たまに夜の晩酌時テーブルいっぱいにツマだけ並べ
肝心のビールは出さずに途中で???と冷蔵庫へ向かうじじ。
(ばばは絶対ビール出してきてあげないもんね〜じじの運動不足解消のためにも)
朝食時は食事が終わりそうになってから????「あっ」という顔をする。
肝心のコーヒーは飲まずじまいかい?じじ。
ミルクコーヒーにするため、牛乳をカップに入れ
温めるためにレンジに入れて忘れてしまうのよね〜〜。
レンジはばばの前にあるけれど、ばばはわざと知らんぷりするよ〜〜〜。
テーブルに座ろうとしては椅子につま先をしたたかぶつけ
悲鳴を上げるじじ。
お風呂の出入りでも、入り口で足を蹴飛ばしたり頭をぶつけたり・・・・
おいおい、じじ〜〜〜しっかりしてくだされ〜〜〜。
ところで、じじ、今日は何の日か知ってる?知らない・・・・と言うより覚えてないよね〜〜〜。
じじ〜、今日は二人の結婚記念日だよ〜〜〜。
何年経ったか、覚えてる〜〜〜?
もう忘れてしまうくらい長く一緒に暮らしているね。
年とともに、最近はじじよりばばが強くなってきたかな?
ばばが思ってるだけ?
お互い「自分が殿様」と思っている二人だね。
いつも、天下太平、家の中では威張り散らしているばばだけど
本当は感謝してるよ〜〜じじに。
人と人の巡り会いは不思議だと思うけれど
七夕の夕方にほんの10分ぐらい顔を合わせ
一ヶ月と二週間後には結納・入籍、その2ヶ月と一週間後には挙式。
世の中、まだ今のようにあわただしくもなかった時代に、何てスピード????
スピード違反ではなかったかい?
ともに無我夢中で働きながら子育てをし、
今、こうして二人でゆったりと過ごせる幸せ。
「今こうして幸せに暮らせるのは誰のおかげ?」とばばはよく問うけれど、
答えは言わなくても分かっているから、あえて書かない。
いつも、じじに悪態ばかりつくばばだけど
本当は、感謝の気持ちでいっぱいで、
その気持ちをどう表せばいいのか分からないくらいだよ。
強いて言うなら
まず一番に結婚以来ばばを大切にしてくれて、ありがとう!
子供たちをばば以上に固い信念の下、育ててくれて、ありがとう!
今は亡きばばの両親をばばでも出来ないくらい大事にしてくれて、ありがとう!
結婚当初から、ばばの両親はじじが大好きで、ばばに
「じじを大事にしなさいよ。床の間に飾っておきなさい」と何回言ったことか。
ばばは、両親の教えに背いて自分がちゃっかり飾られている状態だけど・・・・
ばばは、世界一幸せな妻だと常々思っているよ。
じじに声荒げられたこともないし、ばばがすることに文句も言わず
干渉もせず、自由自在に過ごさせてもらっている。
結婚した頃思ったんだ〜。
結婚当日はもちろん最高に幸せだろうけど、
10年、20年経っても「今が最高に幸せ〜〜〜」って言える夫婦になろうってね。
じじは、今、幸せ?
ばばは、最高に幸せだよ〜。
最近特に思うんだけど、これからは今まで以上に健康管理に気を付けようね。
ばばは「ちょい減る教室」などとホイホイ出かけていくけど、
減るどころか、ますます付かなくていい所に、よけいな物が付いていくようだ。
じじは、食生活にも自分で気を付け野菜中心で免疫力を高めるように頑張っているね。
じじから「ばば、また少し丸くなったんじゃない?」ってからかわれても文句言えないか・・・・
今の生活があるのは全てじじのおかげ。
じじあってこその我が家。
だから、ばばにとってはじじが一番大事。
だから、じじが時々間違った言葉遣いしても笑いません!
今日が何月何日か忘れても笑いません。
「じじはばばより足が2センチ長いだけ」なんて意地悪言いません。
他人様からじじのこと「あなたのお子さんですか?」と尋ねられても怒りません。
それどころか今後は「孫です」と答えます。
じじ〜、これからもずぅっと元気で、毎日ばばを笑わせてください。
ばばにパソコンを、もっともっと教えてください。
結婚○○周年にあたってばばは、ひとりで誓います。
「じじをもっともっと大事にします!」って。